脳卒中
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頸部頸動脈狭窄症に対するステント留置術が全身血圧,脈拍数に及ぼす影響
石澤 錠二, 秋山 義典, 坂井 信幸, 中原 一郎, 永田 泉
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2000 年 22 巻 2 号 p. 348-352

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抄録
頸部頸動脈狭窄症に対するステント留置術が全身血圧・脈拍数に及ぼす影響について検討した.対象は1998年1月から12月までにステント留置を行った17例で,ステントが内頸動脈から総頸動脈におよぶ症例(CCA群)と内頸動脈に限局する症例(ICA群)に分け,留置術直前および術中の平均血圧・脈拍数.留置術4日前と18日後に24時間血圧計にて測定した平均血圧・脈拍数,血圧の日内変動につき検討した.結果は両群問において留置術直前の平均血圧・脈拍数に有意差は認められなかったが,留置術中の平均血圧・脈拍数には両群間に有意差を認め(p<0.001),CCA群では留置術直前に比べ平均37%の平均血圧の低下がみられた.しかし,18日後には両群とも,ほぼ術前の血圧・脈拍に戻り,日内変動にも変化はみられなかった.ステント留置の際にステントが総頸動脈におよぶ症例は,頸動脈洞反射を強く受けhemodynamic changeによる脳虚血症状を呈する可能性があり,厳重な周術期管理が必要であると考えられた.
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© 一般社団法人 日本脳卒中学会
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