職業リハビリテーション
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知的障害を伴う脳性まひ者のデータ入力業務への就労援助
神田 憲治
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1995 年 8 巻 p. 37-40

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抄録
事務部門の仕事がコンピュータ化されて, 多量の商品伝票を扱う作業が, 複写紙とボールペンによる仕事から, 端末機での入・出力による仕事に変ってきている。そのうち, 定型の各種伝票を日常的に発行, 回収する作業と, その中で扱うデータを管理する作業を合わせてデータ入力作業という。作業のプロセスは, 端末操作で日常伝票処理業務を行うものと, データ登録・変更等の本部データ管理をするものに分かれる。日常伝票の作業はコード番号をテンキーから入力する作業がほとんどで, 比較的易しい。
これまで事務の仕事では文字が書けることが必要条件であったが, コンピュータ化によって, 文字が読めることと, テンキーから正確に入力することが必要条件になってきた。障害者雇用に関して言えば, 文字が書けない, 計算が遅い等の問題があると, これまでは一般事務で就労をめざすには少し難しいと考えられたケースも, この作業に就ける可能性が出てきていると言える。
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© 日本職業リハビリテーション学会
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