日本血管外科学会雑誌
Online ISSN : 1881-767X
Print ISSN : 0918-6778
症例
右鎖骨下静脈閉塞に対して左右交叉バイパス術が奏功した一例
堀 尚也北川 敦士 山田 幸夫長尾 俊彦
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ジャーナル オープンアクセス

2018 年 27 巻 5 号 p. 363-366

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抄録

症例は69歳男性.慢性腎不全に対し,右上肢動静脈シャントにて人工透析を継続するも狭窄を繰り返す.2016年2月,右鎖骨下静脈高度狭窄による静脈高血圧に対し,PTA/stent留置術を施行した.2016年12月,右上肢の腫脹が再燃,血管造影上,右鎖骨下静脈ステント閉塞と診断した.左右上腕部橈側皮静脈間に6 mm径のePTFE(expandable polytetrafluoroethylene)人工血管にて交叉バイパス術を施行.術後,右上肢静脈圧の低下と腫脹の軽減を得られたので報告する.

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