水環境学会誌
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調査論文
石炭灰・貝殻混和固化体の藻類増殖好適性の検証−非破壊的測定手法を用いた付着珪藻増殖特性の把握から−
本多 正樹今村 正裕小林 卓也日恵井 佳子
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2020 年 43 巻 3 号 p. 79-86

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抄録

本研究では, 石炭灰・貝殻混和固化体 (fly ash-shell block, FSB) の付着珪藻増殖に対する好適性評価を目的とした。海水を注水した水槽内にFSB, コンクリートおよび花崗岩のブロック (縦4 cm × 横16 cm × 高4 cm) を2週間浸漬し, 毎平日, ブロック上面をデジタルカメラで撮影した。Chl-a量と相関が高い色チャンネルを用いた画像解析から, ブロック上で経時的に増加する珪藻着生量 (Chl-a量) を把握した。着生量の経時変化から, 増殖特性を特徴づける項目すなわち対数増殖期の比増殖速度, 初期加入の早さ等を求め, 各材質間で比較した。珪藻加入がコンクリートで他材質に比べて早かった一方で, 対数増殖期の比増殖速度には材質間で差が見られなかった。

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© 2020 公益社団法人 日本水環境学会
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