中越パルプ工業株式会社 能町工場 安全環境管理室
2006 年 60 巻 8 号 p. 1193-1197
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富山湾におけるCODの環境基準達成状況は,平成9年度以降32~60%と低い状況で推移してきた。平成13年に富山県の研究会の調査において,COD上昇は陸域からの無機栄養塩類(窒素・燐)を栄養源とした植物プランクトンの内部生産が原因であると結論付けられ,製造業・下水道事業における窒素・燐の計画的な削減の取り組みが必要と判断された。近年の環境意識の高まりから閉鎖性海域に属さない富山湾においても窒素・燐の削減が求められる状況となった。富山県の計画に対応するため,当能町工場での取り組みを紹介する。
パルプ紙工業雜誌
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