Journal of Veterinary Medical Science
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Anaplasma centraleおよびAnaplasma marginaleの構成蛋白質と抗原決定基の解析
中村 義男河津 信一郎南 哲郎
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1991 年 53 巻 1 号 p. 73-79

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抄録
Anaplasma centraleおよびA. marginaleの構成蛋白質と抗原決定基の性状をSDS-PAGE, イムノブロット, ELISAで比較解析した. その結果, 分離株に共通の蛋白質と, 種あるいは株に特異的な蛋白質が検出された. 構成蛋白質のうち, 主要蛋白質の分子量は38~40kdで, それらの分子量には種により若干の差異がみられた. 主要蛋白質はイムノドミナントな表面蛋白質で, 種に共通する少なくとも2つの蛋白質抗原決定基を有していた. それらのうちの1つは糖鎖を含むことが示唆された. さらに, A. marginaleの主要蛋白質上には種特異的抗原決定基も同定された.
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