Development of Babesia gibsoni in the Hemolymph of the Vector Tick, Haemaphysalis longicornis

Seiichi HIGUCHI; Sumito SIMOMURA; Hironobu YOSHIDA; Fumio HOSHI; Seiichi KAWAMURA; Yoshio YASUDA

doi:10.1292/jvms.53.491

Journal of Veterinary Medical Science

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フタトゲチマダニのヘモリンフ内における Babesia gibsoni の発育

樋口誠一, 下村澄人, 吉田博信, 星史雄, 川村清市, 安田純夫

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ジャーナルフリー

1991 年 53 巻 3 号 p. 491-493

DOI https://doi.org/10.1292/jvms.53.491

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抄録

飽血後10日のフタトゲチマダニ・成ダニのヘモリンフ内にクラブ形で大きさ13.21-16.25×1.78-2.62μmの Babesia gibsoni のキネートが観察された. これらのキネートは空胞の有無により2つのタイプに分けられ, そのヘモリンフ内への出現は飽血後12日目に最も多く, その後次第に減少し飽血後30日目には見られなかった.