Journal of Veterinary Medical Science
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ネフローゼマウス(ICGNマウス)の腎糸球体病変の進行 : 電子顕微鏡による連続生検観察
小倉 淳郎浅野 敏彦松田 潤一郎藤村 久子
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1991 年 53 巻 3 号 p. 513-515

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抄録
ネフローゼマウス(ICGN系)の発症に関わる腎糸球体病変及びその出現時期を明らかにするために, 連続腎生検材料を電子顕微鏡で観察した. ネフローゼ発症個体では, 既に生後30日に糸球体上皮細胞足突起の癒合が認められ, 日齢の進行とともに特徴的な糸球体毛細血管基底膜緻密層(LD)の多層化が進行した. ネフローゼの発症とは無関係に, LDの軽微な多層化(主に二層化)やその間に現れる周期的斑紋がしばしば観察された.
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