Journal of Veterinary Medical Science
Online ISSN : 1347-7439
Print ISSN : 0916-7250
ISSN-L : 0916-7250
イヌヘルペスウイルス糖蛋白の感染細胞内における局在と輸送
Limcumpao Joselito A.玄 学南堀本 泰介遠矢 幸伸畔高 政行高橋 英司見上 彪
著者情報
ジャーナル フリー

1991 年 53 巻 3 号 p. 517-519

詳細
抄録
イヌヘルペスウイルス糖蛋白の感染MDCK細胞内における輸送を単クローン性抗体を用いた間接蛍光抗体法により調べた. 抗gp145/112抗体による蛍光抗原は感染4時間後に最初に現れたが, gp80, gp47に対する蛍光抗原は感染8時間目まで認められなかった. これら糖蛋白の感染細胞内における一般的な挙動は, まず核周囲の細胞質内に僅かに認められた後, 核内に不均一に, 次いで細胞質内, 細胞膜部位に認められた.
著者関連情報
© 社団法人 日本獣医学会
前の記事 次の記事
feedback
Top