Journal of Veterinary Medical Science
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腸炎ビブリオと大腸菌に対する幼若イシマキガイの血液細胞の遊走とこれに対するイシマキガイ血漿の影響
熊澤 教眞下地 善弘
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1991 年 53 巻 5 号 p. 883-887

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抄録
成熟イシマキガイの血液細胞には腸炎ビブリオと大腸菌の生菌に対する走化性があり, これは成熟イシマキガイの血漿により促進された. 幼若イシマキガイの血液細胞は幼若イシマキガイの血漿の存在下で腸炎ビブリオと大腸菌の生菌に対して走化性を示したが, 幼若イシマキガイの血漿が存在しない時は大腸菌にのみ走化性を示した. 幼若イシマキガイの血液細胞は単独で腸炎ビブリオを認識する能力が未発達であり, この能力は血漿の添加により発現すると考えられる.
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