Regression of Hypertrophic Osteopathy following Removal of Intrathoracic Neoplasia Derived from Vagus Nerve in a Dog

Yasushi HARA; Masahiro TAGAWA; Hiroyasu EJIMA; Hiromitsu ORIMA; Tetsushi YAMAGAMI; Masaki UMEDA; Shinobu KOMORI; Makoto WASHIZU

doi:10.1292/jvms.57.133

胸腔内の悪性神経鞘腫摘出後に寛解の認められた犬の肥大性骨症の1症例(短報)

原康, 多川政弘, 江島博康, 織間博光, 山上哲史, 梅田昌樹, 小守忍, 鷲巣誠

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ジャーナルフリー

1995 年 57 巻 1 号 p. 133-135

DOI https://doi.org/10.1292/jvms.57.133

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抄録

肥大性骨症と診断された犬の縦隔部腫瘤の外科的切除を行った. 手術中の所見では腫瘤は胸部迷走神経に由来しており, また病理組織学的に悪性神経鞘腫と診断された. 術後710日まで検診を行ったところ, 四肢の腫脹・跛行などの臨床症状は術後7日で消失し, またX線検査では, 術後58日以降に骨増殖体の経時的な減少が認められた. この所見は前・後肢ともにほぼ両側対象性に, また後肢で顕著であった.

責任著者(Corresponding author)

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