Journal of Veterinary Medical Science
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一次元電流源密度解析が副嗅球に適用できる
椛 秀人川崎 安亮
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1996 年 58 巻 5 号 p. 485-488

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抄録

鋤鼻器刺激によってマウス副嗅球に誘発される電場電位を副嗅球の層に直交する電極刺入路で記録した. 同じ深さでの電位の振幅と時間経過は, 格子状に選んだ5本の刺入路の間でほとんど差がなかった. 一次元電流源密度解析による電流密度像は三次元のそれとよく符合していた. さらに, 外叢状層に沿って誘発電位を記録した. 電位は各記録点でほぼ等しく, 一次元電流源密度解析はこの層に沿った正味の電流の流れのないことを示した. これらの結果は, 一次元電流源密度解析が副嗅球に適用できることを示している.

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© 社団法人 日本獣医学会
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