水資源・環境研究
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論説
地域環境NPO の参加者の居住歴と活動の志向性
滋賀県守山市のNPO 法人「びわこ豊穣の郷」を事例として
山添 史郎霜浦 森平植谷 正紀塚本 利幸野田 浩資
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2008 年 21 巻 p. 25-34

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抄録

本稿では、滋賀県守山市を中心として活動しているNPO 法人「びわこ豊穣の郷」を事例として、会員の居住歴などの社会的属性と活動の志向性との関係を明らかにする。「びわこ豊穣の郷」の会員に対するアンケート調査の結果から、(1)「びわこ豊穣の郷」の会員構成が多様化してきていること、(2)居住歴などの社会的属性により、活動の志向性が異なっていることが明らかとなった。地付農家は、身近な水環境に直接的に働きかける活動および自治会・町内会と協力する活動を志向していた。地付非農家は、自らが水環境に直接的に働きかける活動を志向していた。転入非農家は、他のNPO・ボランティア団体と協力する活動を志向していた。活動の志向性の背景要因としては、第1 に、会員の地域活動への参加や組織・団体への加入の状況の相違にあると考えられる。第2 に、農業就労などの日常生活における水環境との関わり程度の相違にあると考えられる。

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© 2008 水資源・環境学会
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