溶接学会全国大会講演概要
平成30年度秋季全国大会
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破壊力学的手法を用いた9Cr-1Mo-V鋼溶接部の曲げ加工要領の検討
*田中 智大中谷 光良小田 和生安部 正光高嶋 康人南 二三吉
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p. 256-257

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抄録

本研究では,耐熱鋼である9Cr-1Mo-V鋼におけるサブマージアーク溶接部の曲げ加工要領を検討した.溶接部の衝撃値および破壊靭性値に及ぼす溶接後熱処理条件の影響を評価し,溶接部の曲げ加工を行う場合に必要な鋼板温度および溶接後熱処理条件を検討した.溶接後熱処理でのラーソン・ミラー・パラメータが大きくなるにつれて溶接部の衝撃値および靭性値が大きくなり,曲げ加工時の破壊確率が小さくなる傾向が確認できた.

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© 2018 社団法人 溶接学会
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