レーザ溶接で溶解した初期水素量の推定 －レーザ溶接部からの水素放出 5－

宮崎 康信; 芦田 肇; 水谷 巧; 巽 雄二郎

doi:10.14920/jwstaikai.2023f.0_64

2023年度秋季全国大会

DOI https://doi.org/10.14920/jwstaikai.2023f.0_64

会議情報

主催: 一般社団法人　溶接学会

会議名: 2023年度秋季全国大会

回次: 113

開催地: 富山大学　五福キャンパス

開催日: 2023/09/13 - 2023/09/15

レーザ溶接で溶解した初期水素量の推定

－レーザ溶接部からの水素放出 5－

*宮崎康信, 芦田肇, 水谷巧, 巽雄二郎

著者情報

キーワード: レーザ, 水素, 溶解

会議録・要旨集認証あり

p. 64-65

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抄録

レーザ溶接時に溶解した水素は，稀薄であれば拡散方程式に従うことが期待される．そして溶接部に残存する水素濃度の時間依存性は，拡散方程式の解析解により一つの曲線として記述される．一方この水素濃度は，溶接部が室温まで冷却された後では，容易に測定することができる．測定された水素濃度の時間依存性より，水素濃度曲線を決定すれば，溶接時に溶解した水素量の外挿により推定可能であることが示された．

責任著者(Corresponding author)

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