抄録
本市では、故障履歴データを使用したワイブル分布解析により、ダクタイル鋳鉄管の実使用年数を60年と算出している。しかし、この数値は総体的なものであるため、実際に掘り上げた管の経過年数、腐食深さ、土質データを変数とし、クラスター分析を実施することでグループ化を行い、市内における傾向性の把握を試みた。また、経過年数と腐食深さの相関式および平均的な本市の管厚計算条件から土質別、口径別の腐食限界厚、使用限界年数の算出を行い一定の結果を得た。今後は、データの蓄積を行い、地域別土質別使用限界年数の簡易推定を目指す。