化学と生物
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解説
生体触媒を使った有用糖質生産の最前線
中野 博文
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2015 年 53 巻 8 号 p. 521-528

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抄録
酵素や微生物などの生体触媒を用いる糖質の生産は,伝統的に日本が強みを発揮してきた技術分野の一つであり,そこで生み出されたさまざまな糖質の健康機能性や物性,加工特性などの解明,さらにはそのような有用性に基づいた糖質素材の実用化において,わが国は世界をリードしてきたと言って過言ではない.本解説では,生体触媒で生産される糖質のうち,最近,わが国で開発された,あるいは実用化が有望な事例,いわば有用糖質生産の最前線を概観するとともに,その傾向や課題なども探ってみたい.
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© 2015 by Japan Society for Bioscience, Biotechnology, and Agrochemistry
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