化学と教育
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ヘッドライン 芳香環が織りなす化学  — 反応・構造の基礎から機能性π共役分子の開発まで —
分子の動きを活かして材料技術をうみだす
齊藤 尚平
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2017 年 65 巻 11 号 p. 560-563

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抄録

π共役系は有機物の物性をつかさどっており,材料,デバイス,蛍光プローブなど多岐にわたる応用の根幹を担っている。その骨格は,一般に剛直な芳香環や多重結合で形作られるため,必然的に立体構造がある程度は定まっている。では,積極的に柔軟なπ共役骨格を用いて分子を設計したら,分子構造の動きに伴って物性や集合様式を変えられる高度な機能材料を創り出せないだろうか。

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© 2017 公益社団法人 日本化学会
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