筑波大学
2019 年 67 巻 2 号 p. 82-85
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合成高分子は,変化に富んだ性質をもつが電気を通さない絶縁体という点では共通しており,高分子材料が電気の絶縁体であることは常識だった。しかし,この常識は1977年に金属のように電気を通す導電性高分子の誕生によって破られた。本稿では導電性高分子の原型である薄膜状ポリアセチレンの合成とそのドーピング反応による導電性の発現に至る過程や,ドーピング反応および導電機構について述べる。
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