2021 年 69 巻 6 号 p. 228-231
日本機械学会にスポーツ工学・ヒューマンダイナミクス部門という組織がある。スポーツ工学はスポーツ用具の開発とそれを使う人間(選手)の動作の研究を行う。オリンピックとパラリンピックに出場するトップ選手の国際競技力向上の支援事業は,2001年の国立スポーツ科学センターの開所から本格的に始動した。ハイパフォーマンスサポート事業に対してスポーツ工学が貢献した研究事例と,またスポーツ用具の開発事例を紹介し,スポーツ工学がオリンピックとパラリンピックに出場するトップ選手を如何に支えているかを解説する。