肝臓
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小児および成人HBウイルス感染者におけるHBs抗原subtypeの比較検討
subtypeの推移
広瀬 洋小島 峯雄福田 信臣青山 政史小林 成禎大島 健次郎田中 浩高橋 善弥太真弓 忠
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1980 年 21 巻 2 号 p. 124-130

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抄録
1976年1月より1978年12月までに県立岐阜病院小児科を受診した小児発端HBs抗原陽性者68例(うち8例はB型急性肝炎,60例はその他の疾患または偶然発見されたもの)のHBs抗原subtypeと成人HBs抗原陽性者のsubtypeを比較した.小児B型急性肝炎のsubtype dw/drは6/2,その他の群43/17,成人B型急性肝炎(1976~1978年)22/2のようにadwが多く,HBs抗原陽性供血者13/109,ドック受診のcarrier 16/63, B型慢性肝炎2/22とadrが多く有意差が認められた(p<0.001).小児のその他の群のうち母親HBs抗原carrier群はdw/dr 2/8,父親carrier群3/4,両親HBs抗原陰性群31/2と差が認められた(p<0.001, p<0.005).年齢的にみると小児群の0~5歳,6~10歳,11~15歳のいずれの群でもadwが多いのに,16歳以上のHBs抗原陽性供血者,ドック受診中のcarrierではadrが多かった(p<0.02).急性肝炎を除く小児HBs抗原陽性者を1年以上追跡すると,感染時期は不明であったが消失したものは33例中4例のみで,大部分はcarrierとなることが推定された.
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© 社団法人 日本肝臓学会
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