肝臓
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肝・胆道疾患におけるミトコンドリア局在酵素(GOTM, OCT)の変動
山本 晋一郎上田 智山下 佐知子大橋 勝彦平野 寛
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キーワード: 肝・胆道疾患
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1980 年 21 巻 2 号 p. 162-169

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抄録
血清GOTMおよびOCT活性を各種肝・胆道疾患150例につき検討した.正常値はGOTM 3.4±1.2単位,OCTは2.6±0.9単位であった.急性肝炎,慢性活動性肝炎,肝癌および閉塞性黄疸ではGOTMは10単位以上,OCTは20単位以上を示した.GOTMの総GOTに対する比(百分率)は正常人で25.1%を示し,活動性病変のある肝・胆道疾患では12-16%を示した,急性アルコール性肝炎および急性胆道閉塞では百分率は25-30%を示し,OCTもこれらの疾患で著増した.急性肝障害における両酵素の減少速度は速く,見かけ上の半減期はウイルス性肝炎ではGOTMが0.6日,OCTは1.0日に対し,アルコール性肝炎ではGOTM 1.3日,OCT 1.8日であった.両酵素の減少速度の解析は急性肝障害の病態解析の上で有効であった.
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© 社団法人 日本肝臓学会
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