肩関節
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筋腱疾患
腱板断裂症例の僧帽筋・前鋸筋・三角筋の機能
-表面筋電図による検討-
福島 秀晃森原 徹三浦 雄一郎甲斐 義浩幸田 仁志古川 龍平
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2017 年 41 巻 2 号 p. 532-537

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抄録
 腱板広範囲断裂症例(Massive Rotator Cuff Tear: MRCT)では,肩甲胸郭関節が代償的に機能している.MRCTのリハビリテーションを実施する上で,肩甲帯周囲筋群の機能を理解することが重要である.本研究ではMRCTの僧帽筋各線維,前鋸筋,および三角筋各線維の筋活動性を筋電図学的に分析した.対象は,MRCT群18肩,健常群11肩の2群とし,肩関節0°30°60°90°屈曲位を保持し,屈曲0°-30°,30°-60°,60°-90°間の筋活動比率(R-muscle値)を算出した.屈曲0°-30°間で前鋸筋,30°-60°間で僧帽筋中部線維のR-muscle値がMRCT群で有意に高値を示した.MRCTでは屈曲初期に肩甲骨上方回旋が増大すると報告されている.MRCT群の前鋸筋と僧帽筋中部線維のR-muscle高値は,肩甲骨上方回旋とその肢位での保持に関与したと考えた.
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© 2017 日本肩関節学会
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