抄録
Latarjet+Bankart法術後感染2例に対し,スクリューの抜釘ないし入れ替えと洗浄・デブリードメントを行った症例を経験した.2例とも男性で手術時年齢は20歳と17歳,経過観察期間は3年4ヶ月と2年5ヶ月であった.初回手術は,直視下手技と鏡視下手技を併用して行った.術後感染に対して抗生剤投与および直視下と鏡視下での洗浄・デブリードメントに加え,1例目は抜釘を,2例目はスクリューの入れ替えを行った.どちらも術後経過良好で感染は緩解し,術後経過において感染および不安定性の再発は認めなかった.