肩関節
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症例報告
肩前方不安定症に対する関節包修復後に腋窩神経麻痺を認めた1例
内田 明宏三幡 輝久河上 剛長谷川 彰彦根尾 昌志
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ジャーナル 認証あり

2020 年 44 巻 2 号 p. 467-470

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抄録
 16歳女性.左肩関節前方不安定症に対し,鏡視下に前下方関節包損傷とBankart損傷を修復した.術直後から肩外側のしびれ感を自覚,2ヶ月で三角筋の萎縮を認め再手術を行った.腋窩神経の剥離と原因と考えられた関節包の縫合糸を抜去した.再手術後3ヶ月で三角筋筋力は回復した.前下方関節包修復時に腋窩神経麻痺を起こす可能性がある.認めた際は早期に神経剥離と原因と考えられる縫合糸の抜去が必要であると考える.
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© 2020 日本肩関節学会
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