肩関節
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筋腱疾患
腱板断裂症例の上肢挙上角度と三角筋の筋活動について
福島 秀晃三浦 雄一郎甲斐 義浩幸田 仁志竹島 稔古川 龍平祐成 毅木田 圭重森原 徹
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2021 年 45 巻 1 号 p. 84-88

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抄録
 腱板広範囲断裂(Massive Rotator Cuff Tears: MRCT)の三角筋の筋活動について,コントロール群と年齢をマッチングし表面筋電図で検討した.対象は自動屈曲90° 以上可能なMRCT17名21肩(MRCT群: 年齢73.9 ± 4.8歳)および腱板損傷の無い高齢男性21例21肩(健常群: 年齢78.0 ± 4.7歳)とした.測定筋は三角筋前部・中部・後部線維とした.測定は肩関節屈曲0° ,30° ,60° ,90° を各5秒間保持とし,得られた筋電図データから筋活動比率(R-muscle値)を算出した.
 MRCT群のR-muscle値は0° -30° 間において三角筋全線維と30° -60° 間の三角筋後部線維で有意に高値(p < 0.01)であった.
 肩関節自動屈曲可能なMRCT症例は屈曲早期において三角筋全線維の高い筋活動と,拮抗筋となる三角筋後部線維の持続的な活動が特徴的であった.
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© 2021 日本肩関節学会
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