肩関節
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検査
肩関節造影MRI検査での至適造影剤希釈率の検討
関 展寿木戸 忠人齊藤 英知島田 洋一
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2022 年 46 巻 2 号 p. 277-280

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抄録
 肩関節造影MRI(MRA)にはガドリニウム(Gd)造影剤が希釈されて用いられる.2014年頃から線状型Gd造影剤の脳内貯留や腎性全身性線維症の危険性が報告され構造が安定している環状型製剤の使用が推奨されている.今回環状型であるガドブトロール(GBCA)の希釈率を変えてMRAでの至適希釈率を調べたので報告する.まず模型で希釈率を14倍から2000倍まで変えて投与し,結果を踏まえ被験者に75倍から300倍で投与した.その上で画像のコントラストノイズ比(CNR)を計測した.被験者は75倍が1名(27歳男性),150倍が4名(17-78歳男性),300倍が2名(17歳女性と67歳男性)だった.模型での画像ではCNRが希釈率14倍では4.8から200倍で599.4と希釈率を高めると向上した.その後400倍から1000倍までは592.8から600.2とプラトーに達し2000倍にすると387.8と低下した.被験者の画像では希釈率75倍でCNRが86.7と低かったが150倍で平均152.1,300倍では平均157.2と安定していた.MRAではGBCAを150-300倍に希釈するのが望ましい.
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© 2022 日本肩関節学会
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