肩関節
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脱臼
術前関節窩骨形態は鏡視下Bankart&Bristow変法後のリモデリングに影響を及ぼすか
木村 亮介鈴木 一秀永井 英
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2022 年 46 巻 2 号 p. 284-289

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抄録
 鏡視下Bankart & Bristow変法(以下ASBB法)術後には関節窩に骨形成(リモデリング)が生じる.術前の関節窩骨形態がリモデリングに影響を及ぼすかを検討した.ASBB法術後3カ月と1年でCT撮影し,術後3カ月時点で骨癒合を認めた111肩を対象とし,術前3DCTの関節窩骨形態によりNormal群,Erosion群,Bony Bankart群の3群に分類した.3DCTで関節窩近似円を定め,術後3カ月と1年の円内骨欠損部面積(DA)を計算した.同一群内の比較で3群とも術後3カ月から1年でDAは有意に減少し(p < 0.01),3群間の比較で術後3カ月と1年のDA差に有意差はなく(P=0.106),Erosion群の術前骨欠損率とDA差の間に相関関係はなかった(P=0.841).つまり術後1年までに骨形成が生じ,3群間で骨形成に有意差を認めず,術前骨欠損率と骨形成に相関関係を認めなかった.今回の結果よりASBB法で至適位置に烏口突起を設置できれば,術前の関節窩骨形態に関わらず良好なリモデリングが得られると考えられた.
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© 2022 日本肩関節学会
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