肩関節
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脱臼
HAGL損傷を有する外傷性肩関節前方不安定症に対する治療成績
高木 祥有塩崎 浩之北原 洋
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2022 年 46 巻 2 号 p. 290-294

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抄録
 2013年から2019年までの7年間に手術した外傷性肩関節前方不定症のうち,HAGL損傷を有していた16例16肩(手術時平均年齢35歳)の術後中期の成績を報告する.電話調査による術後経過観察期間は平均75か月であった(1年以上の直接診察が可能であったのは14例).全16例の手術術式を調べ,治療成績は①脱臼再発の有無,②下垂位および外転位での外旋可動域の患健差,③スポーツ復帰で評価した.HAGL損傷に対する修復法は,鏡視下法14例,直視下法2例であった.脱臼の再発は鏡視下法の1例で,術後6年時にスポーツ中の転倒により生じた.外旋可動域の患健差は下垂位で13度,外転位で12度であった.術前にスポーツをしていた13例では,10例が完全復帰,3例が不完全復帰であった.HAGL損傷を有する外傷性肩関節前方不安定症に対しては,鏡視下または直視下法で修復を行い,合併損傷に対しても同時に治療することで,良好な成績が得られると考える.
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© 2022 日本肩関節学会
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