2025 年 49 巻 2 号 p. 401-404
腱板修復後の早期成熟と再断裂予防を期待し,一次修復可能な棘上筋および棘下筋の腱板断裂に対して鏡視下にPGA(polyglycolic acid)シートをfootprintと腱板断端の間に介在させ腱板を修復する術式を考案した.この術式を対象とし,比較対照としてPGAシートを用いない従来法で修復した群を設定した.これらに対してcuff integrityと術後成績を統計学的に比較検討した.PGA群では術後6ヵ月でのMRIで評価した菅谷分類によるcuff integrityが有意に良好であった.PGAシートをfootprintと腱板断端の間に介在させることで術後6ヵ月で良好なcuff integrityを得た.