肩関節
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治療法
様々な断裂形態に応じてTriple row法を用いた鏡視下腱板修復術の治療経験
大嶋 教勢阿部 真行
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2025 年 49 巻 2 号 p. 493-497

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抄録

当院ではL字,V字断裂に代表される,断裂修復方向の調整を要する症例や,断端が翻転している症例に対してTriple row法を用いた鏡視下腱板修復術を施行しており,その短期臨床成績を評価した.対象は1年以上の経過観察が可能であった37例39肩である.検討項目は自動可動域(以下ROM),日本整形外科学会肩関節疾患治療成績判定基準(以下JOA score),Constant score,MRI菅谷分類を用いて再断裂を評価した.ROM(屈曲,外転,内旋),臨床成績はいずれも術前と比較して術後有意に改善し,再断裂は認めなかった.本研究からmiddle anchorによる腱板の修復方向の調整と張力の分散が可能なTriple row法は,適切な症例を選択することで様々な断裂形態に応用可能な術式であることが示唆された.

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© 2025 日本肩関節学会
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