北関東医学
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症例報告
月経随伴性気胸に対し横隔膜部分切除後に横隔膜ヘルニアを生じた1例
懸川 誠一上吉原 光宏大谷 嘉己清水 公裕森下 靖雄
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2005 年 55 巻 3 号 p. 269-272

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抄録

症例は41歳, 女性で, 右気胸に対しドレナージ後再発を認め, 胸腔鏡下手術を行った. 横隔膜に集簇した小孔を認め月経随伴性気胸と診断し, 自動縫合器を用いて横隔膜部分切除を行った. 術後ホルモン療法を開始したが, 本人の希望により1ヶ月で中止とした. 術後6ヶ月目に気胸が再発し再手術を行ったところ, 横隔膜ヘルニアを認め肝臓が露出していた. 同部を直接縫合し, 横隔膜上にポリグリコール酸メッシュを貼付した. 術後ホルモン療法を再開し10ヶ月経過したが, 再発を認めていない.

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© 2005 北関東医学会
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