北関東医学
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慢性骨髄性白血病 (CML) の臨床経過に伴う造血前駆細胞の動態
宮尾 誠一田村 遵一櫻谷 昌孝成清 卓二唐沢 正光村上 博和久保田 一雄土屋 純
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1999 年 49 巻 2 号 p. 89-95

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抄録
急性骨髄性白血病 (AML) 患者においては診断時, 及び再発時の骨髄中の芽球比率が高い状態においては顆粒球・マクロファージ (GM)-コロニー形成数が少なく, 完全寛解時においては正常対照者に匹敵するGM-コロニー形成がみられることは既に報告した.今回は慢性骨髄性白血病 (CML) においても同様の現象が認められるか否か, in vitroコロニー形成法を用いて検討した.21例の CML患者のうち12例の慢性期 (chronic phase : CP) 症例では 66.2±8.6/dishのGM-コロニー形成がみられ, これは正常対照者群で得られた82.0±15.2/dish (n=5) の成績と有意差を認めなかった.しかし9例の急性転化期 (blastic crisis : BC) ではGM-コロニー形成は 4.7±1.6/dishと著明に低下しており, これは正常対照者群, CP期症例群の成績と有意差 (P<0.001) を認めた.またCP群12例のうち5例ではBC期に移行した際の変化も検討したが, 54.4±10.5/dish vs. 3.6±3.0/dishと有意に低下した (P<0.001).
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