コンピュータ&エデュケーション
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事例研究
天体シミュレーターソフトウェアMitakaを用いた大学博物館の新たな試み:“宇宙展示”と“考古学展示”の連携
田中 公教 岩波 連神田 いずみ山本 順司福澄 孝博
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2015 年 39 巻 p. 80-85

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抄録
 本稿では,博物館における異分野の展示を連動させることで,来館者にいかに複数の分野へ興味を広げることができるのかをアンケート解析によって評価した。北海道大学総合博物館の宇宙展示には,天体シミュレーターソフトMitakaを用いて立体画像を映し出す装置があり,本稿ではこの機能を用いて “宇宙展示” と “考古学展示” の融合を試みた。その結果,7割以上の来館者に対し,異分野への興味を引き出すことができる可能性が示唆された。
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