高分子論文集
Online ISSN : 1881-5685
Print ISSN : 0386-2186
ISSN-L : 0386-2186
芳香族テトラアミンと芳香族ジニトリルの溶融重縮合による芳香族ポリベンゾイミダゾールの性能評価
大藤 吉雄江口 保
著者情報
ジャーナル フリー

1996 年 53 巻 1 号 p. 77-79

詳細
抄録
塩化アンモニウム触媒存在下3, 3′, 4, 4′-テトラアミノビフェニル (TAB) と1, 3-ジシアノベンゼンの一段溶融重縮合により得られた高分子量ポリ (2, 2′-m-フェニレン-5, 5′-ビベンゾイミダゾール) の力学特性, 熱特性, および電気特性等を評価した. 得られた試料はジメチルスルホキシドなどの極性溶媒に可溶で, フィルムおよび繊維への成形が可能であった. TABとイソフタル酸ジフェニルの溶融-固相二段重縮合法 (Marvel法) により得られるポリマーと比較して. 同等の優れた耐熱性を示すが, フィルムの強度および伸度はそれより大きく, ヤング率は若干低い. また, 室温でのポリマーの吸湿性は極めて高く, 低体積抵抗率で, 優れた帯電減衰性を示す.
著者関連情報
© 社団法人 高分子学会
前の記事 次の記事
feedback
Top