2015 年 2015 巻 62 号 p. 141-143
茨城県内のコナガに対する薬剤の殺虫効果を明らかにするため,2014年11月に古河市,八千代町,鉾田市のアブラナ科露地野菜圃場からコナガ成虫を採集した。採集次世代のコナガの3齢幼虫を供試し,10種類の薬剤の殺虫効果をキャベツの葉片浸漬法により検定した。その結果,ジアミド系薬剤のクロラントラニリプロール水和剤,フルベンジアミド水和剤の殺虫効果は低かった。一方で,エマメクチン安息香酸塩乳剤,スピネトラム水和剤,スピノサド水和剤,カルタップ水溶剤,インドキサカルブ水和剤,BT水和剤は,採集地点に関わらず補正死虫率85%以上の殺虫効果が認められた。