2021 年 17 巻 2 号 p. 62-67
産業界の脱炭素化に向けたバリューチェーンでの温室効果ガス排出削減対応が求められる時代になっている。日本 LCA 学会では 2015 年に「温室効果ガス排出削減貢献量算定ガイドライン」を発表しているが、様々な地域や国への普及も踏まえたグローバルでの削減貢献量の算定を実施する際、発行した温室効果ガス排出削減貢献量算定ガイドラインでは、様々な地域や国への普及を含めた評価ができる手法としての記載となっているものの、具体的な算定方法やその注意点については説明されていない。そこで、様々な地域や国への普及に係る議論を整理し、第ニ版の温室効果ガス排出削減貢献量算定ガイドラインの策定を行ったので、その内容について本稿で解説する。