日本LCA学会誌
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都市鉱山活用における化学的処理の課題とその解決
吉村 彰大
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2026 年 22 巻 3 号 p. 152-160

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抄録

近年の環境意識の高まりや資源セキュリティ上の懸念などから、金属の二次資源を有効活用する必要性が指摘されている。特に日本は、様々な製品を製造・利用してきたこともあり、天然資源には恵まれていない一方で社会中の蓄積量、すなわち「都市鉱山」は資源国に匹敵するとも言われ、積極的な活用が進められている。しかし、都市鉱山から採掘される「鉱石」は天然鉱石と異なる性質を持つ。そのため、特に化学的に処理する場合の挙動や最終製品の性能に大きな差がでる場合もあり、これらが制約となり資源として十分活用できていない部分もある。本論文では、現在行われている都市鉱山の活用状況について、代表的な金属に関して概観し、またその課題も含めて検討する。さらに、現在進められている新しい手法の開発について、著者の専門である貴金属に焦点をあてて解説する。

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