「アフリカのきれいな街プラットフォーム (ACCP : African Clean Cities Platform)」は,アフリカの都市の廃棄物管理の知見の共有とネットワーキングを通じて廃棄物管理の底上げを図るべく 2017 年に設立された。加盟国・都市およびその趣旨に賛同する多様なステークホルダーとともに,相互の学び合いと横のつながりの強化,これをサポートする実践的なツールの開発や現場の取り組みの共有機会の提供を通じ,従来の開発協力の枠組みを超えた共創を生みだすことを意図した取り組みを展開している。本稿では,ACCP の特徴であるプラットフォーム型の支援の枠組みとその特徴や独自性,これまでの活動と成果を概括したうえで,今後の展望を述べる。