新しい超分子架橋体(ポリブタジエントポロジカルゲル,PBTG)はシクロデキストリン(γ-CD)オリゴマーとポリブタジエン(PB)の末端にかさ高い基を持つマクロモノマーを混合することで得られた.さらに,PBTGにN,N-ジメチルアクリルアミド(DMAA)を加えて光重合すると,可動性架橋体ゲルが得られた.また,得られたPBTGは化学ゲル(PB-DMAAゲル)と比べて異なる性質を示した.ゲル体は比較的高い熱安定性およびフィルム特性を有していた.10%の熱重量損失開始温度は400°Cであり,ゲルフィルムの静的粘弾性測定における破断点-応力0.325 MPa,破断点-歪み590.2%であった.そして,N,N-ジメチルホルムアミド(1580%)および水(1460%)に対して高い膨潤率を示した.