抄録
NTT (日本電信電話株式会社) の通信施設を利用して観測している長基線地電位データと柿岡地磁気観測所の地磁気データにMT法を適用した。大規模な磁気嵐発生時のデータを用いて数分から1920分までの信頼できるインピーダンステンソルが得られた。電場の各成分と磁場の両成分のマルチプルコヒーレンシーは高く、磁場の両成分同士のコヒーレンシーは低い。Skewnessがあまり高くないので2次元構造を仮定し、インピーダンステンソルから得られる主軸方向に座標変換を行った。H-およびE-polarizationについて座標変換されたデータから得られる見かけ比抵抗には約100倍の違いがみられる。