日本きのこ学会誌
Online ISSN : 2432-7069
Print ISSN : 1348-7388
エルゴチオネイン高生産における培地条件の確立
鮫島 由香東 真衣松井 徳光
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ジャーナル オープンアクセス

2019 年 27 巻 3 号 p. 83-86

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抄録
本研究ではエルゴチオネイン高生産担子菌を用い生産効率が優れた培養法を行うことを目的とした. エルゴチオネインの定量はHPLCによる簡易的な測定法で行った.供試菌株はS.commune NBRC30749を使用した.菌糸体の培養は鰹出し汁培地を用い,25℃で42 日間回転振とう培養した.また菌糸体培養で一般的に用いられるマルト培地は鰹出し汁培地との対照実験として用いた. 菌糸体の破砕では,マルチビーズショッカーに加えて乳棒・乳鉢を使用して,より菌糸体を破砕する方法を確立した.その後遠心分離して得られた上清液を無細胞抽出液として,エルゴチオネイン含量を測定した. 本研究において,エルゴチオネインを最も多く生産した条件は,鰹出し汁にグルコース濃度3%・アミノ酸・酵母エキスを添加したものを培地として用い,42 日間回転振とう培養したものであった.
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2019 日本きのこ学会
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