マイコトキシン
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シンポジウム
マウスのリンパ系・造血系組織におけるT-2 トキシン誘発アポトーシス
篠塚 淳子土井 邦雄
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2003 年 53 巻 2 号 p. 129-140

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抄録
T-2 トキシン投与マウスのリンパ系および造血系組織の検索を行い,その病変発現にアポトーシスの関与が示された.T-2 トキシンはリンパ球や造血細胞のような細胞増殖活性の高い細胞に,アポトーシスを誘発し,造血系組織の変化はリンパ系組織に先行した.T-2 トキシン投与マウスの胸腺ではc-fos mRNAが持続的に増加し,アポトーシス誘発は蛋白合成阻害薬の前処置により抑制された.マウス胸腺初代培養系のT-2 トキシン添加においてもアポトーシスは誘発され,c-fos mRNA の増加が認められた.これらの変化は細胞内カルシウムイオンキレーターやPKC インヒビター前処置により抑制され,T-2 トキシンによるアポトーシス誘発に細胞内カルシウムイオン濃度の上昇とc-fos の発現が重要な役割を果たすことが示された.
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© 2003 日本マイコトキシン学会
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