大阪大学大学院医学系研究科消化器内科学
2022 年 111 巻 1 号 p. 30-35
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非代償性肝硬変の治療は,腹水,肝性脳症等の合併症予防やその対策が重要である.一方,C型肝炎では,非代償性肝硬変に対しても抗ウイルス薬の投与によりウイルスが排除できるようになり,原因に対する治療が可能になった.ウイルスの排除により,アルブミン合成等の肝予備能は大幅に改善する.今後,このような原因治療が患者の予後をどこまで改善するか,明らかにすることが必要である.
日本内科学会会誌
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