まどかファミリークリニック
2023 年 112 巻 12 号 p. 2213-2218
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検査で異常がない症状は日常診療でよく遭遇するものの,その対応は従来の「診断して治療する」というモデルではうまくいかない.そこでは,患者の訴えを認め,適切な傾聴と問いかけによって患者とともに病の意味を見出し,患者が日常生活を継続するための創造的能力を支援する,解釈的医療が求められる.むやみな検査や紹介は患者の不安を増長し,患者が症状と向き合っていく障害となる可能性があるため,注意が必要である.
日本内科学会会誌
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