2020 年 20 巻 p. 31-38
近年,VR やAR の技術が身近になり,家庭でもゲームソフトやスマホアプリで体験できるほか,一般にアプリ開発やCG の技術を修得すればオリジナル作品を作成できるようになってきた.一方,名古屋文理大学では,高大連携を進め高校との連携事業の一環として,出前授業だけでなく高校生の大学体験や高校教諭の研修会の実施を行っている.本稿では,VR/AR に関するシステム開発やアプリを,大学生の教育・研究のみならず,高大連携によって高校生らに対しても活用してきた事例を報告する.