名古屋文理大学紀要
Online ISSN : 2433-5517
Print ISSN : 1346-1982
最新号
選択された号の論文の19件中1~19を表示しています
  • 原稿種別: 表紙
    2023 年 23 巻 p. Cover1-
    発行日: 2023/03/31
    公開日: 2023/06/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 原稿種別: 表紙
    2023 年 23 巻 p. Cover2-
    発行日: 2023/03/31
    公開日: 2023/06/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 濱口 輝士
    原稿種別: 本文
    2023 年 23 巻 p. 5-12
    発行日: 2023/03/31
    公開日: 2023/06/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    本稿の目的は,ロサンゼルス郡教育局 (Los Angeles County Office of Education) における学校改善支援の組織と実践を整理し,地方教育行政機関による学校支援の役割と特徴について明らかにすることである.ロサンゼルス郡教育局は,学校改善の支援のために「学区能力開発センター(Center for District Capacity Building)」を組織し,学区の教育行政スタッフに対する研修や職能開発を実施している.本稿では,ロサンゼルス郡教育局への調査において入手した資料を基に,教育行政スタッフに対する職能開発の事例を分析し,ロサンゼルス郡教育局の学校改善支援における役割を明らかにする.
  • 木村 亮介, 平塚 弥生, 星 安澄
    原稿種別: 本文
    2023 年 23 巻 p. 13-21
    発行日: 2023/03/31
    公開日: 2023/06/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    本稿では,高校生・大学生を対象としたオンラインによる食のワークショップ実施および参加者の活動について報告する.実施環境,ファシリテーション,参加者による活動の観点から,参加者の主体的な参加,コミュニケーションの形成,また食のワークショップとしての学びの獲得を検証するために,オンラインでの共食体験や協同調理体験を通して「おいしいとは何か」を考えるオンラインによる食のワークショップを実施した.結果,参加条件の限定や参加者同士のコミュニケーション形成には課題が残る一方,対面型では実現し得なかった新しい発見や学びが獲得できる可能性が示唆された.
  • 北川 絵里奈, 関 豪, 辻 とみ子
    原稿種別: 本文
    2023 年 23 巻 p. 23-31
    発行日: 2023/03/31
    公開日: 2023/06/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    幼稚園児の母親を対象に,母親の野菜摂取量の増加を目指した食教育(食育)を行った.対象者を介入群(n=53)と非介入群(n=53)に分け,介入群には食育講演会,リーフレット配布,野菜摂取状況調査を行った.その結果,介入群では非介入群と比較して,摂取量が低下した食品や栄養素が少なく,食育支援により緑黄色野菜やβカロテン,αトコフェロール,総食物繊維などの摂取量の有意な低下が抑制された.副菜の摂取頻度や食意識・自己効力感などは介入前後で差は認められなかった.食育支援による野菜摂取量の増加には至らなかったため,食育支援の内容,期間,実施方法などを改善し,効果的な食育支援を行うことが課題である.
  • 河木 智規, 内田 英伸, 堤 浩一, 内田 美重
    原稿種別: 本文
    2023 年 23 巻 p. 33-40
    発行日: 2023/03/31
    公開日: 2023/06/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    本授業では,松の実という日本では使い慣れない食材を用いた調理品を自宅で試作後,大学の調理実習室で調理,フードコーディネート,喫食,調理品の食品表示ラベル作成法を学習させた.これらの授業実践に対する学生の感想をアンケート調査し,フードビジネスを教育する大学における今後の授業実施体制の改善策について検討した.
  • Akiko S. TANAKA
    原稿種別: Article
    2023 年 23 巻 p. 41-48
    発行日: 2023/03/31
    公開日: 2023/06/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    This paper investigates why, how, and when the English language lost its left-prominent and morphologically governed stress pattern. The correlation found between the leveling of inflection and the fixing of word order suggests that English word order shifted from a subject-object-verb pattern to a subject-verb-object pattern during the transitional period from Old to Middle English. The correlation between word order and word stress, on the other hand, implies that the English word order became fixed during the Late Middle English period. To resolve this inconsistency, this paper takes into consideration the Old Norse influence on Old English and revisits the question of the leftward stress shift in Middle English. This revised view suggests the possibility that English word order became fixed during the transitional period from Old to Middle English because the rapid and drastic loss of inflectional endings influenced the Old English stress system as well.
  • 濱口 輝士
    原稿種別: 本文
    2023 年 23 巻 p. 49-56
    発行日: 2023/03/31
    公開日: 2023/06/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    本稿の目的は,米国におけるスクールソーシャルワーカーの養成課程,雇用の際の資格要件,および学区における配置システムを整理・検討することを通じて,米国の学校における SSW の活用に関する基礎的な枠組みを明らかにすることである.特に,カリフォルニア州における SSW の養成・配置システムの基本枠組みを明らかにする.日本においては,心理や福祉等の「専門スタッフ」を学校組織の中に位置付け,教員との連携・分担を進める「チームとしての学校」が提起され,学校における多職種協働の実現が目指されている.他国のシステムを日本の学校組織にそのまま適用することはできないことに留意しつつ,多職種協働を巡る日米比較研究の一部として,スクールソーシャルワーカーの養成・配置プロセスを整理する.
  • 世良 清
    原稿種別: 本文
    2023 年 23 巻 p. 57-64
    発行日: 2023/03/31
    公開日: 2023/06/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    日本で「知財教育学」という概念が構築されてきた経過を、内閣府知的財産戦略本部による年次の「知的財産推進計画」の動向を概括するとともに、日本知財学会による「知財教育」と知財創造教育コンソーシアムによる「知財創造教育」が混在していることを指摘した.さらに他の関連団体の状況を挙げ、2つの用語の使い分けを提案した。
  • 阿部川 勝義
    原稿種別: 本文
    2023 年 23 巻 p. 65-73
    発行日: 2023/03/31
    公開日: 2023/06/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    経営目的を達成し , 経営を成功裏に収めるには , 上位目的から下位目的へと整合性のある階層を形成する手順体系が必要である . 経営理念という最上位の目的を実現する手段としての基本設計図が経営戦略であり , 詳細設計図が経営システムである . 実際のビジネスでは経営理念・経営戦略・経営システムを論理的に一貫させる必要がある . 本論ではワークデザインにおける目的展開とシステム設計を応用しフードビジネスに焦点をあて経営理念・経営戦略・経営システムの策定を考察する .
  • 川畑 龍史
    原稿種別: 本文
    2023 年 23 巻 p. 75-80
    発行日: 2023/03/31
    公開日: 2023/06/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    人体の構造と機能を学ぶ学問(解剖生理学)は,医学の基礎(基礎医学)であり,医療系職種を目指す教育機関の必須科目となる.解剖生理学では,最初に人体にまつわる用語の使い方や方向を表す言い方などを学修する.そして,解剖という名称が示すように,人体の構造を細分すれば,各レベルにおける階層が観察できる.つまり,個体,器官系,器官,組織,細胞,細胞小器官などである.このうち,組織は大きく4つに分類できる.すなわち,上皮組織,支持組織,筋組織,神経組織である.本稿は,血液・リンパの組織学上の分類法の文献による差異に着目した. 血液・リンパは体内を循環し,栄養素や老廃物などの各種有機物やガスを運搬するが,これが支持組織の一つとして扱われる文献もあればそうでないものもあり,文献により扱いが異なる.本論文では,血液・リンパの生理学的特性を詳述した上で,血液・リンパの組織分類の考え方を種々の教科書を用いて調査し,組織の中の位置づけの一考察を行うものである.
  • 岡田 瑞恵, 岡田 悦政
    原稿種別: 本文
    2023 年 23 巻 p. 81-88
    発行日: 2023/03/31
    公開日: 2023/06/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    令和3年の国民健康・栄養調査において ,「昼間に眠気を感じる人」の割合が20~50歳代の男性は平均35.4%, 女性は平均42.9% を示している . 慢性的な睡眠不足は精神機能の低下ばかりでなく , 生活習慣病のリスクを上げることが報告されている . また , 睡眠とアルツハイマー病(AD)の関連を示す報告も蓄積されている . 利便性や安全性の向上に伴って夜間勤務やシフトワーク等の増加により , 現代人の抱える睡眠事情は , 将来的なAD 発症のより高い懸念因子となりうる可能性がある . 本稿では , 睡眠不足と AD の関係に焦点を当てた . 特に ,AD の病因の一つとされる Aβ の視点から , Aβ 排出経路であるグリンパティック系排出路について , 老化や睡眠不足による機能低下を論じた . また , 互いに密接に関係する概日リズムのずれと Aβ 蓄積の関係 , さらに , 食成分による概日リズムの修正という視点から概説した .
  • 内田 あや, 山本 ちか, 渡辺 和代, 冨田 美菜子, 小濵 絵美, 加藤 恵子
    原稿種別: 本文
    2023 年 23 巻 p. 89-96
    発行日: 2023/03/31
    公開日: 2023/06/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    本研究は,女子高校生における睡眠と朝食欠食の関連を明らかにし,食育のための基礎資料を得ることを目的とした.4校の女子高校生1,720人を本研究の解析対象とした.朝食欠食の有無と,就寝時刻,起床時刻,睡眠充足感,目覚めの気分の関連の解析を行った. 多変量ロジスティック回帰分析の結果,朝食欠食の有無と,就寝時刻,起床時刻,目覚めの気分との間に有意な関連が認められた.就寝時刻については,「10時以前・10時台」を基準とし朝食欠食のオッズ比を算出すると,「午前1時以降」や「決まっていない」ではオッズ比が有意に高かった.起床時刻については,「午前6時以前」を基準とし朝食欠食のオッズ比を算出すると,「午前7時台」ではオッズ比が有意に高かった.目覚めの気分については「良い」を基準とし朝食欠食のオッズ比を算出すると,「良くない」ではオッズ比が有意に高かった.
  • 松永 はるな, 山本 ちか, 小濵 絵美, 渡辺 和代, 冨田 美菜子, 加藤 恵子
    原稿種別: 本文
    2023 年 23 巻 p. 97-104
    発行日: 2023/03/31
    公開日: 2023/06/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    近年,若い世代の食育が課題となっている.20~30歳代に正しい食習慣を身につけるためには社会人一歩手前の高校生への食育が重要であると考えられる.本研究では短大生が同世代の高校生に教えるピア・エデュケーションによる食育講座を実施している.本報告ではコロナ禍に実施した食育活動の教育効果を検討することを目的とした. 栄養士を目指す本学の2年生3名が高等学校2年生24名に対して「野菜摂取で食事を改善する」という趣旨の講座を実施した. 高校生は野菜摂取の大切さを理解し,さらに自分から野菜を食べようとする姿勢が見られた.短大生は講座に対して講座前は不安もあったが,講座後は達成感や満足感の得られた結果となった.コロナ禍により制限のある中での実施となったが,ピア・エデュケーションによって高校生,短大生,双方にとって教育効果が見られる可能性が示唆された .
  • 小濱 絵美
    原稿種別: 本文
    2023 年 23 巻 p. 105-108
    発行日: 2023/03/31
    公開日: 2023/06/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    近年,新しい使用用途として粉末状の小豆が開発され,製菓・製パン専用の小豆粉が流通している.小豆粉は,生の小豆を粉砕した食品である.そのため,小豆の種皮成分や風味を生かすことができる.本研究では,小豆粉が食パンに及ぼす物性の影響,製パン性,嗜好性について調査し,その結果をもとに,小豆粉置換率の限界を検討した. 物性測定の結果,強力粉を小豆粉に置換することにより,測定値が大きく変化し,パンは硬くなり,弾力性を失った. 一方,官能評価の結果では,小豆粉置換率30% であっても小豆の風味が許容される可能性が示唆された.ただし,この結果の理由としては,小豆粉置換率30% の食パンの独特な食感が,食パンとしてではなく,菓子類として捉えられた可能性が考えられる.
  • 櫻井 瞳, 山本 ちか
    原稿種別: 本文
    2023 年 23 巻 p. 109-114
    発行日: 2023/03/31
    公開日: 2023/06/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
    大学生及び短期大学生の男女127名を対象に甘いものの好き嫌いと食意識に関する調査を行った.本調査は,菓子が人々に与える心理的影響を明らかにしていくための基礎的な資料を集めることを目的とした.調査対象者の84.8%が甘いものが好きと回答し,頻繁に摂取していることが明らかとなった.甘いものが好きな理由では「美味しいから」という理由が最も多かった.「幸せに感じるから」,「安心するから」などの心理的な影響を理由とする回答は,女子で多く見られた.どのような時に甘いものを欲するかという質問では,男女ともに「疲れたとき」という回答が多かった.甘いものを食べたときの幸福感では,甘いものが好きな人は男女ともに96%以上が「幸福感を感じる」と回答した.甘いものが嫌い,またはどちらでもないと答えた人でも幸福感を感じるという回答があった. これらの結果から,甘いものの適度な摂取が人々の心に良い影響を与える可能性があることが示唆された.今後もより多くの人を対象として,調査を続けていくことが重要であると考える.
  • 原稿種別: 付録等
    2023 年 23 巻 p. 115-117
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/06/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2023 年 23 巻 p. App1-
    発行日: 2023/03/31
    公開日: 2023/06/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 原稿種別: 表紙
    2023 年 23 巻 p. Cover3-
    発行日: 2023/03/31
    公開日: 2023/06/01
    研究報告書・技術報告書 フリー
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