ネットワークポリマー論文集
Online ISSN : 2434-2149
Print ISSN : 2433-3786
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マレイミドとベンゾオキサジンの反応におけるアリル基が与える影響と硬化物物性
中尾 秀一岩井 利之三原 正稔大塚 恵子高城 順一小畑 心平齋藤 宏典
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2024 年 45 巻 5 号 p. 220-226

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抄録

クレゾールノボラック型マレイミド樹脂とアリル基を有するビスベンゾオキサジンの反応によって得られた硬化物のガラス転移温度(Tg),および熱膨張係数(CTE)を測定した。220 ℃,2 時間の硬化条件で得られた硬化物は350 ℃を超えるTg と49~52 ppm/K のCTE を示した。アリル基を持たないベンゾオキサジンを用いた硬化物に比べ,高い耐熱性と低い熱膨張性であった。単官能モデル化合物を用いた反応解析より,ベンゾオキサジンの分解物とマレイミドの反応によって環化付加生成物が得られることが明らかとなった。またイミダゾール触媒を用いた場合に比べ,過酸化物触媒を用いた場合にアリル基の消費量が多く,より緻密なネットワークを形成することが示唆された。

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