ネットワークポリマー
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酸無水物硬化エポキシ樹脂 / クレイナノコンポジットの物性に及ぼす新規ホスホニウム変性ベントナイトの影響
齋藤 恵司大橋 賢治長谷川 喜一門多 丈治平野 寛
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2009 年 30 巻 2 号 p. 69-77

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抄録
分子内にカルボキシル基を持つ 10- カルボキシデシルトリス(4- フェノキシフェニル)ホスホニウムブロマイド(CDPPPB)を合成し,イオン交換によりホスホニウム変性クレイ(有機化クレイ)を作製した。この有機化クレイはエポキシ樹脂/酸無水物系においてトリフェニルホスフィンのような硬化促進剤を用いなくても硬化できる能力を有していた。さらに,エポキシ樹脂/酸無水物系にこの有機化クレイを分散させて得た硬化物の諸物性を測定したところクレイを添加しない系より耐熱性・難燃性が向上し,熱膨張率が低減した。また,TEM 観察結果から良好なクレイの分散性が確認された。
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© 2009 合成樹脂工業協会
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