ネットワークポリマー
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酸無水物で硬化したアクリレート変性エポキシ樹脂の微細構造
奥村 浩史大越 雅之長谷川 喜一門多 丈治
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2003 年 24 巻 3 号 p. 148-155

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抄録
エポキシ樹脂とポリエチレングリコールジアクリレート (PEGDA) とのIPNの作製を検討した。エポキシ樹脂の硬化剤には酸無水物を, PEGDAのラジカル重合開始剤はAIBN, BPO, DTBPOをそれぞれ用いた。硬化物の物性は動的粘弾性測定により評価し, また微細構造をAFMにより観察した。硬化物は, ラジカル重合開始剤にAIBN, BPOを用いた場合は, PEGDA含有量にかかわらず相分離型のIPNであった。DTBPOの場合では, 硬化物はPEGDA含有量が40重量%までは各成分が相溶したIPNであり, 50重量%を超えると相分離型IPNであった。また, 硬化物の微細構造はタッピングモードAFMにより得られる位相像から, 各成分の構造が詳細に観察された。
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